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田舎暮らしのスケッチとメモみたいな


by faicrystal

ちょっと書いておこう。


本当にこの世の中、不思議な事がありすぎて、良く解らないのですが、

今、書いておいた方がいいかもと感じたので、メモ代わりに残します。

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東京で美大生だったある夏

課題があまりにも過酷で過酷で有名な、

武蔵野美術大学と短大ののテキスタイルデザイン科の布の模写や色糸による色見本作成。

3000本ノックみたいな凄さでした。

徹夜2−3日しても追いつかないくらいの量と質。(田中教授、今では感謝しています:笑)

祖父の一周忌があるのに、帰省しないと決めて、部屋に籠っていました。

夏休みなのでホントウは時間は、ある。

しかし、画材を買いすぎたのか、好きなアーティストの画集を買ったのか、お金がない。

うだる様な暑さの中、うとうと寝ていました。

夢で祖父が出て来て、田舎へ帰れ〜とかなり怖い顔で、とりゃ〜!おっかけて来ました。

がばっと起きて、

そういえば祖父が生前くれたお小遣いが、机の奥にしまっていた事に気がつき(これはビックリした)

それもちょうど新幹線で乗車出来る額、

小平市から東京駅へ中央線で急いで行きました。

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お盆前で通常の何倍も人でごった返す東京駅。

乗ろうとしたけど、人ごみが凄すぎて、行けない。

もう間に合わない!

でもここまで来たんだから、乗りたい!と思ったそのとき、

時間が止まった。

向かう列車の入り口に、背の高い、180㎝くらいの男性のような人がいる。

けっこうニュートラルで、冷たい感じはしなくて、すっくと立ってる。

すべての空間の気の矢印みたいなものが、その存在に集まっている。


それまでけたたましくなっていた発車を知らせる音が消えた。

芋の子を洗うようなホームの人達や全ての風景が、ぜんぶ薄い灰色になって、完全停止していた。



薄い灰色になっている完全静止画像になった人の顔を覗き込みながらも、真剣に走った。



入り口に着いた途端、その男の人にたどりついたとたん
また、けたたましく発車音、ざわめきや色の洪水が戻ったの。



最近ちょっと、ちょくちょく、思い出していていました。

でもね、今日は、なぜか強烈にその存在が思い出されたので、
メモしました。



時間も空間も一時停止。

でもその中、走れたってことは、どういう仕組みなのかな。。。。

あれがなければ、確実に乗り損ねてたんだよね。。。。。。













by faicrystal | 2019-09-29 20:55 | 宇宙意識